甲状腺の病気が潜んでる可能性も・・・。「太りやすい・痩せやすい」について

 

食べる量はかわってないのに、最近太った・・・、という悩みを抱える人はかなり多いのではないしょうか?

 

あるいは、疲れがたまったなぁと思うと、すぐに体重が落ちて、体力も気力も続かなくなってしまう人もいらっしゃいます。

 

 

「太りやすい・痩せやすい」の原因

食欲の中枢は、脳のホルモンの司令塔にあります。

 

女性ホルモンの低下に連動して、精神状態も変化しますし、代謝も変化します。ひと月の生理周期の中で、排卵から生理前までのプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌される黄体期は、水分の代謝が落ちやすいために、むくんだり便秘しやすく、精神的に不安定になってイライラして過食に走りやすい時期になります。

 

反対に、胃腸の調子が悪くなって食欲がなくなったり、下痢気味になってやせる人もいます。そうなってしまうと、代謝も低下して、脂肪をためこみやすく、今までと同じ生活をしていても体重が増えてしまいます。女性ホルモンが体重の増減にも大きくかかわっています。

 

 

「太りやすい・痩せやすい」の改善法

やせやすい、太りやすいと感じている人で、気を付けなければいけないのは、甲状腺の病気になります。汗をあきやすい、指先が震える、すぐに疲れる、イライラするほどの症状があって、食べているのに痩せてきたなら、バセドウ病などの甲状腺機能亢進症の疑いもあります。

 

逆に、冷える、肌がカサカサになる、便秘がち、筋肉がつる、意欲低下などの症状があって、食べていないのにすぐ太る人は、橋本病などの甲状腺機能低下である可能性があります。いずれの甲状腺の病気も圧倒的に女性に多い病気になります。

 

気になるところがあったら、すぐに病院を受診しましょう。甲状腺ホルモンの異常は血液検査ですぐにわかります。

 

毎月のホルモンの変動によって、多少体重が変化してしまうのはしかたないですが、ケアすることは可能です。基礎代謝の傾向はもって生まれた体質でもあります。太りやすい人、痩せやすい人、それぞれ自分の体質にあった生活の工夫をするとかなり改善できます。

 

月経前症候群(PMS)で過食に走ってしまう人もいます。そういう人は低用量ピルでホルモン状態を安定させると改善できるでしょう。更年期で女性ホルモンの分泌が少なくなると、太りやすくなりがちです。更年期になったら、HRTというホルモン補充療法で、代謝や血行をよくすることをおすすめします。

 

 

日常生活においてのアドバイス

女性ホルモンの分泌が少ないと体重の増減に影響します。ホルモンバランスがを整えるサプリメントで女性ホルモンの作用を補いましょう。γリノレン酸はホルモン代謝をスムーズにしてくれます。サプリメントで補充するといいですね。

 

また、ホルモンの代謝を安定させるハーブサプリメントもあります。チェストツリー、ブラックコホッシュ、ウコンなどになります。

 

太りやすい人は、過食を抑えるためにイライラを抑えるハーブを摂取するのもひとつの手ですね。カノコソウやパッションフラワーがおすすめになります。脂肪や炭水化物を燃やすビタミンB群を中心に、抗酸化ビタミンを摂取するのもいいでしょう。玄米にはビタミンB群がたっぷりです。しかも便秘を防ぐ食物繊維もいっぱいになります。

 

痩せやすい人は胃腸が弱いので無理して食べないで、食事はゆっくりととりましょう。腸を丈夫にするために乳酸菌をとることを心がけてください。ハーブティーのカモマイルは胃を守る働きが、ローレルのお茶には消化吸収を助ける働きがあるので、食事中に飲むと効果的になります。